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今日も遊びに来てくださり、ありがとうございます。
田中製麺の「たまげた」こと

田中明美です。

田中製麺ではおもに、お客様へのお知らせや販促物を作ったり、

売り場の運営に携わっております。

「お客様のもっと近くに!」

その思いをむねに、ブログをはじめました。

↑上の写真は、おいしいお菓子をたくさんいただいて、
悦に入ってひげまでつけちゃった私です。

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さて、突然ですがこの麺はなんでしょう?

おそばかな?だけど、いろめが少し薄いよね。

なんだろう?

 

正解は・・・「全粒粉麺」!

 

田中製麺の全粒粉麺は、素朴でありながら

小麦の風味がたっぷり。
そしてなにより、ちゅるりんとした食感がたまりません。

この麺ができるまで、いろいろあったんです。

その誕生秘話をお話しますね。

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茶色がかったその麺は、黒いつぶつぶもあり

いかにも「そば!?」と思ってしまいます。

 

そんなことを思いながら麺をすすった瞬間、

粗削りとも違う、なんともいえない

小麦の風味ががつ~んと口いっぱいに広がって、

つるんりとしたのど越しも心地よい。

「なんだ、この新しい食感」と驚きながら食べ進むうち、

気が付けばその麺のとりこ。

 

私の全粒粉麺と出会いは、こんな感じでした。

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全粒粉とは「小麦の全部をひっくるめて挽いたもの」。

表皮が含まれている分、カルシウムや食物繊維が

また、胚芽が含まれている分、ビタミン、ミネラルが多く含まれています。

 

そうなんです。

全粒粉自体は、栄養価も高く小麦本来の味を楽しめる粉なのです。

ですが、全粒粉をおいしい麺にするのはなかなか難しいんです。

 

全粒粉を強調しようとすると雑味が残り、ざらざら感が気になるだけの

残念な麺になってしまいます。

それならとざらざら感を減らそうとすると、今度は茹で溶けしたり

食感が悪くなってしまいます。

 

そうなんです。

全粒粉麺の製造には、粉の配合の調整や加水率などなど

職人技が要求されるのです。

ここで、創業約1世紀にわたり製麺業を営んできた田中製麺の出番。

 

あらゆる麺を製造しつつ、培ってきた技術を駆使し

めっちゃおいしい全粒粉麺にたどり着くことができました。

みためは武骨な麺ですが、味わいの深さは負けませんよ。

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この全粒粉麺。

田中製麺では、ただいま直売会での限定販売となっております。

つけ麺用の極太中華麺。細麺の中華麺。全粒粉うどんが

そのラインナップ。

 

特に極太中華麺(一番初めの写真はこの中華麺です。)は

人気が高く、この麺を求めて直売会にいらっしゃる方が多いんです。

加えて言えば、この麺を食べるのを直売会毎に楽しみに待っている
従業員もいるんですよ。

 

これからも、「あの麺を食べたいから、田中製麺に行こう!」なんて
思っていただけるような麺も作っていきたいな、と思っています。

今日は火曜日。田中製麺今日も楽しく営業中です。
良い日になりますように。

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